天気予報は毎朝見る

Life in Germany

私は日本で生活している時は天気予報というものをそこまで重要視していなかったのですが、ドイツに来てから朝起きて必ず天気予報をチェックするようになりました。
日本では天気予報は朝一回見れば大体変わらないものですよね。
一日に何度も天気予報を見てしまう時というのは、台風や雪予報が出た時くらいでしょうか。

まず、朝起きたら必ず天気と気温をチェックします。
その日着る服を考える為です。
ドイツはその日の天気によって気温が前日と変わることが多いです。
日本だと大体衣替えをするとそこから気温は大きく変化しないと思いますが、ドイツでは昨日薄いダウン着てたのに、今日はTシャツ一枚に半ズボン?みたいな気温の変化があります。だからなのか衣替えという文化が無いとも聞きます。

今日はこのくらいの服装だろうな~と外に出ると『!?失敗した。。』という事が何度もありました。特に難しいのが春です。
一度『あんなに暗かった日々からようやく抜け出して、いよいよ春めいてきたな~ぽかぽかで気持ち良いな~』と太陽光を待ちわびていたドイツ人たちも急にTシャツやノースリーブになるのですが、すぐに『あ、まだ春来てなかった。。(涙)』と思う位寒い日が戻ってきます。

そして雪が降ります(笑)

その後に台風のような嵐が来たり、雹が降ったり、一週間近く雨が降ったり、寒かったのに急に夏の日みたいな暑さになったり、また薄いダウンを着ることになったり。

これが大体3月から6月位までだと思います。
このようにコロコロ変わる天気にドイツでは名前があり『AprilWetter(アプリルヴェター)』といいます。
『April』は日本語で『春』という意味、『Wetter』は『天気』なので、『春の天気』という意味。日本の『梅雨』みたいな感じでしょうか。

というように春はとても天気が荒れるので一日に何度も雨雲レーダーをチェックするようになります。
屋外を長く歩くときはいつ雨に降られても良いように、なるべくフードがついた上着を着るか、折りたたみ傘を持ちます。都内の様に雨が降ってもすぐに入れるコンビニやショッピングモールやカフェがすぐそこにはないこともあるのです。路面電車の駅のホームには屋根がついていません。

そして日本と違いドイツのスーパーやドラッグストアに売られている手軽に買える折り畳み傘はすぐに壊れてしまうので、日本から折り畳み傘を持ってくることをお勧めします。

これは私の住んでいる地域柄なのかもしれませんが、ドイツ人は本当に傘を差さないので、日本ほど傘にバリエーションがないです。しっかりとした大きな傘を持っている人も本当に珍しいです。

夏と秋は比較的天気が荒れることはありませんが、冬はまた雨が多くなります。
冬はとにかく朝から暗いので、『いつ晴れるかな?いつ太陽出るかな?』という意味で毎日天気予報をチェックしてしまいます。
クリスマスマーケットに出かけるときは防寒対策も含めて必ずフードがついているダウンを着るかニットの帽子と手袋をします。
寒さにも波があるので、5度の日とマイナス1度になる日は防寒も変わります。
ドイツの冬は本当に寒いので手袋や帽子やフード、ブーツなどは重要なアイテムです。子どもたちは小さい頃からしっかり防寒してから外に出ることを教えられるそうです。冬のドイツに来る際はしっかりとした防寒で来てくださいね。

春夏はこんな虹がよく見られます!

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