美味しいかどうかは自分で食べてみてから。
ドイツに来たばかりの頃は分からない事ばかりで、特にコロナ禍はネットで情報収集をする事が日々の日課でした。今でもわからない事はたくさんありますが、2年が過ぎて思う事は、
『 とりあえず何でも聞く前に自分で試してみる 』です。
時間がない人や子育て中の人は迷わず聞いたほうがよい場合もありますので、何が良いかは人によって様々あると思います。
私の場合は一度失敗しておく、位が良いと思いました(笑)
特に食べ物では、ドイツ人と日本人で味覚も好みも違うので、おすすめされていても『えっ?』みたいなこともあれば、日本人のおすすめでも『えっ?』みたいなこともあります。
ドイツ語の先生もよく『なんでも試すのが大事』と言っていました。
日本の様にテキパキとは進まない事ばかり。
ヨーロッパでは日本の様に何でもテキパキとは進みません。フランスなどに比べれば、ドイツ人は時間にはとても厳しいのとルールをきちんと守る印象があるのですが、なぜか電車や空港の遅延やキャンセルが多いです。特に長距離・中距離電車はかなりの確率で遅れます。(街中のSバーンやUバーンは割と時間通りに来る印象)電車に乗れば予想外の出来事の遭遇率も高くなります。思い通りにいかない経験はなるべく最初のうちにたくさんしておくと、後で何かトラブルがあった時に『この前よりはいいかな 』と気持ちが楽になります。
黙って待つことも必要。
ドイツでお店でも店員さんが何か仕事をしている最中ならば、客はそれが終わるまで『 黙って待つ』という雰囲気があります。
この『黙って待つ 』『 声を上げずに目を合わせて呼ぶ』は、何度もそういった場面に遭遇した事があるのですが、待つ人は決して自分から『すみませーん』と店員さんを呼びません。例えばガソリンスタンドのレジで店員さんが1人しか居ない時に、その店員さんが何か別の仕事をしていても、その1人しか居ない店員さんがレジに戻ってくるまで並んでいる人はひたすら黙って待ちます。たまに待ち切れず店を出ていく人もいますが、、店員さんの仕事を尊重するというものなのでしょうか。
なので慣れないうちはなかなかの忍耐が必要になってきます。そうはいってもカフェやレストランで周囲を見渡してみて、自分たちだけが待たされている様な時は店員さんが近くに来た時にそっと『 すみません』と言っています。大きな声を挙げるのは失礼になってしまう様です。
ドイツで一度でも失敗してはいけない事
そして先程書いた『 一度失敗してみる』の『一度も失敗してはいけない事 』が実はひとつあります。
日本の習慣からいえば、お店や学校会社で、思い切り高く手を挙げて『 すみませ〜ん』『先生〜』『 はーい』とやってしまいたくなります。
けれどもそれをドイツでは絶対にしてはいけません。これは、ナチス式の敬礼になってしまうからです。
詳しくはWikipediaにもあります。
たぶんヨーロッパは大体がそうだと思いますが、違っていたらすみません。特にドイツやオーストリアでは絶対タブーとされている行為の様です。
私はこの行動を間違えてやってしまっている人も今だに見たことはありません。
学校では挙手をする時は、五本指ではなく、人差し指を立てると教えられているそうです。お店では肩より上に手を挙げないように目を合わせてから軽く人差し指を立てると良いみたいです。
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